私たちについて

ひきこもり未来創造リレーションの理念と活動について

「自律」とは

ひきこもりに於ける自律とは、自分の意志で動く、選ぶ力の事だと思う。

親の期待や、支援者の支持、また、従来から自分自身が持っている自己肯定感の低さからくる自信の無さ、などによる他律てきな考え方ではなく「自分の思い、に気づき、自分の意志で選び動く」ことによって人生を自分の手で切り開く力を手にすることができる。

自律ステップモデル

  1. 先ずは他律的な動機で動く(親や支援者の誘い)
    「やらされ感」や「不安」が多く疲弊しやすい時期
  2. 関係性の中で安心を得る
    人との出会い 「話しても自分を否定しない人との出会い」
    ⇒自己肯定感の土台になる
  3. 外部の期待に応えようとする
    信頼する人の為に頑張ってみようとする
    この時点ではまだ他律的である
  4. 小さな成功体験を得る
    「やってみたらできた」「少し楽しかった」「感謝された」
    この段階から自律に向けた志向が生まれてくる
  5. 自分なりの「目的」「意味」を見出す
    他人のためではなく「自分がやってみたい」「役に立居たい」などの感情が生まれてくる
    この時点でようやく自律が始まる
  6. 自分のペースで選択・行動ができるようになる

支援のポイント

  1. 急がせない事。自律をせかすと逆効果
  2. 2.成功体験の「記録」と「言語化」なにができたのか、
    どう感じたかを一緒に振り替える
  3. 選択肢を増やしていく。・・・自分で決める場面を増やしていく
  4. しっぱいしても、経験としての価値がある事を知ってもらう

等自立に向けた支援は時間がかかりますが確実に一歩一歩すすめられれば、いい結果が出ると信じます

私たちの理念

一人ひとりが持つ可能性を信じ、温かい支援の輪を広げていくことが私たちの使命です。

寄り添う支援

押し付けではなく、その人のペースに合わせた支援を心がけています。

つながりの創造

孤立感を和らげ、新しい人間関係を築くお手伝いをします。

未来への希望

今の状況から一歩ずつ、明るい未来に向かって歩んでいきます。

プロフィール

👩‍💼

山本洋見

不登校、ひきこもりの当事者と長い年月を暮らして、親の無力さを感じた母親です。

そのためにも家族だけで背負わずに、社会全体でひきこもる人を支えていきたいと願っています

子どもは未来社会の宝物です。障害があってもなくても、この子供たちが未来を担っていくのです。私たち家族は未来に向けてバトンを渡していきたいと思います。

そのような願いを込めて、新しく立ち上がったこの組織に「ひきこもり未来創造リレーション」と名付けました。さあ、バトンを手に未来に向けて走りぬいて、子供たちにリレーションしていきます。

             
  • ひきこもり未来創造リレーション 代表
  • NPО法人日本家族カウンセリング協会会員
    家族相談士・家族支援士
  • 「ロサ シフォン」薔薇文化研究所 所長
  • NPО法人てくてく 理事長
👨‍💼

永吉道洋

               

 146万人以上とされるひきこもり問題。この数年間で家族や当事者の皆さんの声がようやく社会に届きはじめ、テレビ等でも連日ひきこもり問題が取り上げられ、国会でも『ひきこもり支援推進議員連盟』が立ち上がるなど大きく環境が変わってきました。しかし、私たちには問題解決に向かっている実感が少ない気がします。

 行政や議員の皆さんから、最近よく『ひきこもりの問題解決のためには何をしたらいいのか?』と聞かれます。しかし、この問いに対する明確な回答を出せないでいることが、問題解決に進めない理由だと感じています。

私は、当団体の活動の中でこの回答を皆さんと一緒に考えて明確にしていきたいと考えています。

 私の考える問題解決のキーワードは『生きづらさの解消』です。いくら窓口を整えても、居場所や就職先を整えても『生きづらさの解消』がなければ、ひきこもり問題が前に進まないと思います。これは、当事者だけではなく、家族・その他社会の誰もが考えなければならない課題だと考えております。

 本業は、東京都豊島区で精神障害の方々を対象にした就労移行支援事業所『SIN医療福祉サービス』を運営しています。

           
👨‍💼

牟田光生

神奈川県横浜市出身 現在は富山県黒部市在中

NPO法人 教育研究所 理事長

NPO法人 共同生活型自立支援機構 理事・事務局長

 父の運営するフリースクールで物心付いた時から不登校児と関わり、母が自死以降の小学校時代は長期休み(夏休み等)等不登校の児童・生徒達と山梨の合宿所で過ごす(登校拒否文化医学研究所と我々教育研究所との共催)

高校時代は四国の全寮制の高校で過ごし寮生活を学ぶ

大学時代もインターンで、不登校児と関わりを持つ

スポーツクラブインストラクター等の職務を経て、27歳で入職 現在に至る

特定非営利活動法人教育研究所は1972年設立、(横浜市 当時はNPO等無く、有限会社教育研究所として設立)84年に不登校児のための通所型の教育施設(フリースクール)開設、翌年家庭訪問事業(アウトリーチ)開始、2003年NPO法人として組織替え

現在団体の主な活動地域は富山県だが、家庭訪問(アウトリーチ)では首都圏含め全国

にいかわサポステ、就労移行支援、就B、自立援助ホームうなづき、ニコニコ夢食堂(子ども食堂)等も運営している

👨‍💼
               

山崎晋

               

 大学は一流大学に進学したものの、大学を出た後、進路に迷い15年間引きこもりました。その後、会社を立ち上げ、現在その会社を経営しております。

 そこで、ひきこもっていた経験を活かし、8年間ひきこもり支援団体で引きこもり支援をしています。

ひきこもっている当事者の気持ちはよくわかります。。ひきこもっている状態は決して楽しいものではありません。少しでも当事者の人生がより良くなるように、 活動をしていきたいと思います。

 現在、新しい団体を立ち上げるために奔走しております。みなさんの応援が心の支えになります。よろしくお願いします。

👨‍💼

 小さいときから自己肯定感が低く、小学生は不登校、中高では素行不良。そんな自分を変えるべくプロ格闘家となり一定の成果を上げるが、終わりなき比較と競争の世界に疲弊。「戦いの世界から暖かい世界へ」をテーマに、社会的弱者のための活動を始める。

 若い頃は空手を通じ不良少年の更生活動に尽力。時代の変化と共に、不良少年が減り、不登校ひきこもりが増えその支援活動が中心となる。今はひきこもり当事者による共同生活シェアハウス、居場所、通信制高校サポート、就労支援、便利屋業、など、実践的な支援を展開中。「人生に遅すぎることはない」「誰にでも居場所と役割がある」「生きづらさをネタにしよう」という信念のもと、若者たちの再出発に伴走している。

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